カラダの異常で、比較的わかりやすい現象が発熱です。
顔が上気したように赤くなったり、目が潤んだり、額を触ると熱い、頻脈、呼吸切迫、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感、食欲不振などを伴います。
正確にしるためには体温計で体温を測りましょう。
通常、成人では37度、小児では37.5度以上を発熱といいます。

発熱の原因

子どもの場合

子どもは成人と比べると、体温中枢による調節機能がまだ不完全なため、あまり厚着をさせたり、ゆたんぽやこたつなどで温めすぎないように注意しましょう。
また子どもの場合、夏場などの高温多湿、水分摂取不足、汗による水分蒸発という物理的な原因でも体温が上がりすぎることがあります。

子どもの発熱の症状が見られた場合は、温めすぎていないかを考えてあげましょう。
そして脱水症状としての発熱もあります。

急性の発熱と持続する発熱の区別

発熱は、急性の発熱と、持続性の発熱とに区分されます。

急性に発熱をした場合、悪寒(さむけ)や戦慄(ふるえ)を伴うことが多く、急に解熱する場合は、大量の汗をかく現象が見られます。
通常、各種の感冒(急に寒さを感じた時に起こる呼吸器系の風邪の総称)、扁桃腺炎、インフルエンザ(流行性感冒)、肺炎などの感染が考えられます。

持続する発熱の場合は、微熱が多く、血液病、結核、腎盂膀胱炎(じんうぼうこうえん)、敗血症、リュウマチ熱などがあります。

発熱の家庭看護

発熱の場合、原因疾患の治療が必要で、すぐに解熱剤を使用するべきではありません。
体温が38度程度のときは、氷枕やアイスノンなどで冷やすだけでも十分、解熱効果が期待できます。

ただし、原因が確定しているときや、発熱による不快感が強い場合は、解熱剤を使用することもあります。