心臓は生きているかぎり絶え間なく毎分60~80回の収縮を規則正しく繰り返していますが、その拍動は、普段は意識せずに過ごしています。
しかし、心拍を異常に強く感じたり、意識する状態が起こることもあり、それを動悸といいます。

ページコンテンツ

原因

  1. 心臓が速く、強く打つ
    高熱、バセドウ病、甲状腺機能亢進症、貧血、脚気、各種の心臓病など
  2. 心臓の打ち方が不規則(不整脈)
    心臓病、バセドウ病、発作性頻拍症、期外収縮など
  3. 心臓の打ち方は普通であるのに、心臓の拍動を強く意識する状態
    精神的緊張、心臓神経症など

看護

原因である疾患の治療が最優先です。
通常、家庭では安静にさせます。
しかし、ふせた状態で休むと苦しくなる場合があるので、前かがみの座り姿勢が楽な場合もあります。
胸部にアイスノンをあてるといいでしょう。