カラダに斑点、丘疹、水疱、膿疱、じんましんなどができることで、発疹の性状や出現時期、発熱との時間的関係、分布状態、経過、そして発疹に付随する他の病気などを観察することが大切です。
発疹の原因
麻疹、突発性発疹、風疹、伝染性紅斑(リンゴ病)、手足口病、川崎病、水痘(すいとう)、発疹チフス、発疹熱、腸チフス、しょうこう熱、泉熱、丹毒、じんましん、薬疹、アレルギー発疹など、どれが該当するのかを見極める必要があります。
感染のおそれがあるかどうかを判断するため、発疹の性状と形態に注目して、発熱との関係をみるようにしましょう。
発疹の家庭看護
伝染のおそれがある場合は、ただちに別室などで隔離し、公共の場に出かけないようにしましょう。
病人に接触した人や家族はしばらくのあいだ、注意深く観察を続ける必要があります。
一般にかゆみを伴うことが多く、かきむしらないよう、手に手袋をはめたり、抗ヒスタミン入りの軟膏を塗ります。
皮膚を清潔に保つために、シャワーを浴びるか、お湯で固く絞ったタオルで全身を拭くようにしましょう。